SSブログ

発音を間違えるとトンデモナイことに! [【文法用語ゼロ英語】開発者として]

過去記事(改訂版)の再アップです。
(07-01-03)


僕のやっている 5-LEVELトレーニングは「音読」が基本です。
歴史的に考えれば、どんな言語も、まず音声から始まって文字は後からできています。

ということは、「音」に「意味」が込められているワケで、
「音」=「意味」
という方程式が成り立ちます。

このことから、
語学学習の基本が音読になる
のは至極当然なことです。

となると、発音を無視することができなくなってきます

「発音を気にしていては話せない」という方もいますが、僕の考えは逆です。
「正しく発音できる」ようになると「正しく聞こえるようになる」、つまり、リスニングにも効果ありなんです。

それに、日本人式のカタカナ発音はとんでもない誤解を招く危険性があるのです。

ちょっとテストしてみましょう。
さあ、イメージしてください。

あなたの家(会社)にアメリカからお客様がいらっしゃいました。
相手は日本は初めてです。
一通りの挨拶は無事済みました。
ここで、あなたは相手に椅子を勧めます。

「どうぞ、こちらに座ってください。」
(実際に声に出して英語を言ってみてください。)

 

いくつもの表現が考えられますが、ここでは、これに絞ります。

Please sit down here.

sit に要注意!
発音を間違えるとモノスゴイ意味になってしまうんです。

sit  の発音はカタカナで書くならば スィット なのですが、シット とか言ってたそこのアナタ!

スィットシット は、まったく別の単語ですよ。

シット=shit なんです。

シット と言ってた人!
今すぐ辞書を引いてください。
その意味は・・・僕の口からはとても言えません。

訳語を見た途端、
「なんてことを言っていたんだあぁぁ・・・」
と赤面してしまうはずです。

相手は日本は初めてなわけですから真に受けて、 

No kidding!
Is it the Japanese style?

なんて聞いてくるかもしれません。

あなたが自分の間違いに気づかず、にっこりジャパニーズ・スマイルで 「イエース!」なんて言った日には、その後一体何が起こるやら。
オエッ。 

LとRの区別も日本人が苦手とするところですが、これもしっかり区別しないと恥をかきます。
いや、もう既に何万人もの日本人がやらかしてしまっています。

米好きの日本人は外国のレストランで
「ライスください。」
と注文するわけですね。

それが相手にはこう聞こえているのです。

Give me lice.

スペリングミスをしたわけではありませんよ。
lice という単語が実際にあるのです。
さあ、今すぐ辞書を引いて!
またまた、オエッですね。

まぁ、向こうは
「あいつら(日本人)の言う lice は rice のことだ。」
ともう散々学習していますから、
「また言ってらー。」
と陰で笑いながら、ちゃんと rice を出してはくれますが。

さて、ではどうするか?

(この二つのサイトは、あくまで補助的ツールとして気長に利用してください。)

対策①
http://www.m-w.com/

英英辞典のサイトで、全文英語です。
単語の正確な意味を知るのにも役立ちますが、このサイトの特徴は「発音が聞ける」こと。
まずは「sit と shit」、「rice と lice」 を入力してよーく聞き比べてください。
「お気に入り」にしておいて、気になる単語があったらどんどん試してみましょう。

対策②
http://www.uiowa.edu/~acadtech/phonetics/english/frameset.html

発音記号ごとに口の動きを動画で見せてくれ、アメリカ式の発音を聞くことができます。
(これまた、全文英語。) 

発音記号を覚えるのが目的ではありません。
例に挙げられるている単語の赤色部分の関係に注目してください。
そこに大まかなルールのあることがわかって来るはずです。

発音記号そのものは、文法用語と同じく、覚える必要まったくなし。
それより、このつづりの関係が非常に重要なのです。

昔、イギリス人と組んで企業向けの派遣講師をしていた際、こんなことを言われたことがあります。
「おまえはいいヤツだが、ひとつだけ気に入らないのは、発音がアメリカンなところだ。」

僕としてはうれしかったですよ。
「発音がジャパニーズだ」とは言われなかったんですから。

英文科卒でもない。
留学したわけでもない。
英会話スクールにも行ってない。
まったくの独学なのに・・・。

CD等を利用して5-LEVELトレーニング を繰り返すうちに、発音も自然と矯正・強化されていたのですね。

恐るべし、5-LEVELトレーニング
(自画自賛)


今日の1曲http://www.lyricsfreak.com/v/village+people/go+west_20210990.html
nice!(1)  コメント(5) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 1

コメント 5

僕も英語を勉強しているのですが、やはり「発音する」練習が一番の効果を持っています。
「言えるようになると聴けるようになる」というのは本当で、
特に洋楽を歌うと分かるのですが、しっかりと歌を覚えると、似たような他の歌の歌詞もすぐに頭に入ってきます。

ただ、慣れるまでは本当に注意が必要ですね。
by (2006-07-12 10:59) 

Hirosuke

カオルさん、こんにちわ。英語好きはみんな、洋楽好きですね。(逆は真ならず。)僕のレパートリーは、Nat King Cole、BeeGees、Elton John、Pet Shop Boys、4 PM、backstreet boys とか。「洋楽カラオケ指南サイト!カタカナなのにうまく歌(っているように聞こ)える!!」なんてのも考えてるんですが、どうでしょう? 
by Hirosuke (2006-07-13 22:11) 

その案はすばらしいですね。それをされるなら、僕もブログの方で
協力いたします。もとい、僕はHPにも「空耳アワー」のネタも置いてますし。
by (2006-07-16 09:44) 

Hirosuke

やりたいですね~。「すばらしい」と言われちゃうとなおさら。でも僕にはもうひとつ、やらねばならない大命題が。「文法用語を使わない独自理論」をどう表現するか。カオルさん、「空耳アワー」ネタもあったんですか!?今度チェックします。
by Hirosuke (2006-07-16 16:08) 

CAT

Ha ha, "Give me LICE."!! I wonder how many Japanese have said it! (Including me lol)

I heard that conpared to English, Japanese has lesser sounds. (Approximately, English has more than 1000 and Japanese has 400 or so.) This is one of the reasons Japanes are bad at pronounciation of English. We should work on it more. L, R or TH sound are easy ones I think. There are many sounds(differences) much more difficult. I practiced to pronance "word" and "world" to understand the difference L and R by the way. It worked I think.
by CAT (2008-09-14 13:00) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Copyright (c) LMN研究所 @ tada_de_English 

成績アップ実績.png

140543608_129412765688161_7564095359292908491_n.png


eclipse.JPG


宇宙戦艦ヤマト 2199 (1) [Blu-ray] 宇宙戦艦ヤマト2199 (2) [Blu-ray] 宇宙戦艦ヤマト2199 (2) [DVD]宇宙戦艦ヤマト 2199 (1) [DVD]
20111215105304_00_400.jpg
True Blue Earth.JPG

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。