【ジーニアス】英和辞典は【天才】か否か [【文法用語ゼロ英語】開発者として]
The principal mark of genius is not perfection but originality, the opening of new frontiers.
--Arthur Koestler (Hungarian author; 1905-83)
日本語訳
天才の主たる特徴とは完璧さ、ではない。
新境地を開く独創性だ。
頂いたコメント
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ジーニアスに関して他の人はどう思っているのだろうかと検索してみたら たどり着きました。私だけがジーニアスにきつい見方をしているのかと感じていたところ、同じように考えている人がいて安心した次第です。
ジーニアスに対する私の見方は「自爆する英和辞典」。大人が使う分には、特に英語を教えている者にとっては見事な辞典ですが、生徒には薦めることができません。
偏差値が同じ生徒でも個性が違うために辞典は同じものを薦めることはできません。生徒個人をよく観察して一人一人に異なる辞典を薦めています。その際に最終的に書店に行って自分で判断するように指示しているのが次の3点。
1、目に優しいレイアウト
2、平置きのしやすさ
3、いくつかの単語における説明の詳しさ
調べる単語はthan、each、different、そして高校生の場合はgravityも。eachはもちろんeach otherの語法を見てもらいます。学校や塾では未だに古くからの使い分けから抜け出せない教師がいるので、この語法は大切です。
A Practical English Grammarではone anotherが2人に、each otherが3人以上に、のように記されています。旧来の使い分けの逆が明記されています。
辞典はどんどん進化しています。 それまで薦めていた辞典でも、新たな辞典でより良い者が刊行されたならば、それまで良いと評価していた辞典も否定しなければなりません。ジーニアスもその種の辞典です。初版と改訂版は高校生でも薦められましたが、3版以降はもう無理です。
つらまないことを朝から長々と書いてしまいました。ご容赦下さい。
by 初めまして。 (2015-01-14 09:52)
http://ameblo.jp/gakudosha2011/
私もジーニアスは結構使ってますけど、あの名前は小っ恥ずかしくて好きじゃないです。
by shira (2010-05-28 22:15)
頻繁にコメント欄に登場するshira さん↑は高校の英語教師です。
by Hirosuke (2017-03-26 00:45)