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英文和訳で困ってる人…夏休みにコレやりなさい! [【文法用語ゼロ英語】開発者として]

僕は
「英文和訳というものは、中学生・高校生はやるべきではない。」
と考えています。

理由は、この記事で主張しているのでココでは省略。
        ↓
英文和訳=最低最悪の英語「学習」
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2008-05-11

そうは言っても、
「教科書の予習で和訳して来い、っていう宿題あるし・・・」
「国立大学が志望なので必要なんです!」
っていう人も多いでしょう。

「どうしても英文和訳が必要」という高校生には、
以下の参考書をオススメします。
オススメ理由は記事の一番下にあります。

英文和訳演習 入門篇 (駿台受験叢書)

英文和訳演習 入門篇 (駿台受験叢書)←有名私立高入試レベル

  • 作者: 伊藤 和夫
  • 出版社/メーカー: 駿台文庫
  • 発売日: 1989/11/10
  • メディア: 単行本
英文和訳演習 基礎篇 (駿台受験叢書)

英文和訳演習 基礎篇
(駿台受験叢書)

  • 作者: 伊藤 和夫
  • 出版社/メーカー: 駿台文庫
  • 発売日: 1984/01/01
  • メディア: 単行本
英文和訳演習 中級篇 (駿台受験叢書)

英文和訳演習 中級篇
 (駿台受験叢書)

  • 作者: 伊藤 和夫
  • 出版社/メーカー: 駿台文庫
  • 発売日: 1983/01/01
  • メディア: 単行本
英文和訳演習 上級篇 (駿台受験叢書)

英文和訳演習 上級篇(駿台受験叢書)←東大・京大・上智早慶レベル

  • 作者: 伊藤 和夫
  • 出版社/メーカー: 駿台文庫
  • 発売日: 1984/01/01
  • メディア: 単行本
 


オススメ理由


著者が「受験英語の神様」的な存在の伊藤和夫である。


問題は全て、著者が実際に模試に使用したもので、
【答案例】にはその際に現れた代表的な誤答が示されている。


どこが×なのか、
なぜ×なのか、
1点減点と2点減点の差異は何なのか

どこまでが許容範囲か等
採点基準と正解が非常に詳しく解説されている。


中学卒業~高1生用の「入門編」から、
東大・京大などの有名難関校を志望する受験生用の「上級編」まで、
首尾一貫した採点基準が示されている本は類を見ない。

是非お試しあれ!


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コメント 4

shira

 和訳よりも理解というHirosukeさんの意見は現在の大学入試問題の方向とも合っていると思います。

 私の意見としては、英文和訳は2つの作業から成っていて、
1 英文の内容を理解できる
2 その内容をフツーの日本人に理解できるような日本語で表す
 1には英語の語彙力や文法やその他が必要。一方、2はどちらかというと日本語力と知識や作文能力がモノを言う。
 最近の大学入試問題は明らかに1重視ですね。訳さなくていいから、大量の英文をスピーディーに理解しなさいという方向です。センター試験は特にそうです。
 ただ「やれと言われれば和訳はできる」という能力は必要です。
 それと、現場的に悩ましいのは、中高生は自分たちの日常で目にするレベル以上の抽象概念や感情のアヤなどについて全く無知で(若いんだから仕方ない)、英語どころか日本語できちんと筋道立てて書いてあっても内容がまったく読み取れないということがちょいちょい起きます。こうなると、まず母語でその概念そのものを教えてやるという段階を踏まざるを得ない。だから英文和訳はまだまだやらないわけにいかないなあというのが私の実感です。Hirosukeさん的には異論ありだと思いますが。
by shira (2010-07-27 22:29) 

Hirosuke

shira さん

異論アリです。(笑)
長~くなるので、後日の記事にて。
by Hirosuke (2010-07-28 20:11) 

ebisu

中高生が英文解釈をしてはいけないということは、裏を返せば、大学生は英文和訳を大いにやれということではないでしょうか。学ぶべきことにはそれぞれ固有の「季節」があるとHirosuke先生は言っているように聞こえます。

日本語語彙が豊かでなければ、じつに読むに耐えない日本語になるし、表現のつたなさも身にしみてわかる。shiraさんの"2"の指摘のとおりでしょう。
英文を日本語に置き換えて書いて、それを読んではじめて日本語語彙の重要性に気がつく。本来は小中高の学校教育がよい日本語テキストをたくさん読ませるように換わらなければならない。小学校低学年で社会や理科の勉強など必要ない。良質の日本語テキストを大量に読ませるべきです。
現在の子供たちの平均的日本語語彙数はずいぶん減少しているように感じます。shiraさんが言うような、基本的な概念を説明せざるをえないことがあります。
「先生、「しゅうしょく」でな~に」
「修飾って書くんだ」
「見たことない、それ、どういう意味?」
中2の生徒でした。すでにやっているはずなんですが、国文法で。こういうことがときどき起きる。とくに小学生のときに英語を習っていた生徒で平均的な点数の生徒に、日本語語彙の極端に貧弱な生徒を見かけます。全般に母語の語彙が貧弱になっている傾向は否めません(高校生は上位層が来ているのでそういうことはありません)。

大学生なら、ちょっと背伸びして専門書を100ページくらい、ノートをつけて詳細に翻訳してみれば、力はぐんとつくものです。3冊目になるころはかなりのスキルが身についています。

何かをモノにするためには一定の修業が必要ですね。Hirosuke先生の音読中心の学習のように。

Hirosuke先生の「異論あり」を楽しみにしています。
by ebisu (2010-07-31 10:38) 

shira

 私も異論待ってます。
by shira (2010-07-31 23:39) 

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