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【3.11以前】に巨大津波は【予測】できていた! [原発事故の裏の世界]

2012-03-14の再アップです。

2016.12.28夜.png

キャプチャ1.JPG

 

31日、宮城県岩沼市で.PNG
[植樹レポート@津波被災地etc.]
森の長城プロジェクト@仙台・岩沼
on 2015.5.30(土)

http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2015-05-31


次の巨大地震はどこか!

次の巨大地震はどこか!

  • 作者: 宍倉正展
  • 出版社/メーカー: 宮帯出版社
  • 発売日: 2011/08/26
  • メディア: 単行本

#1877 予測されていた大津波:
869
Tohoku tsunami pararelles stun
Mar. 13, 2012

 
標題は3月11日のジャパンタイムズ1面下段に載った記事の見出しである。 
西暦869年に起きた東北津波との類似点は私たちを驚愕させる」

地質学からのアプローチによる学術的な3.11大津波検証である。 

記事全文を載せたいのだが、
著作権の関係から一部のみ紹介し、
URLを記しておく。
http://www.japantimes.co.jp/text/nn20120311a1.html
Sunday, March 11, 2012869

Tohoku tsunami parallels stun Research team's efforts set precedent to add history to other quake-study disciplines

By REIJI YOSHIDA Staff writer

When the Great East Japan Earthquake hit Tohoku on March 11 last year, quake researcher Masanobu Shishikura grabbed a tablet computer and called up the website of the U.S.

Geological Survey in Virgina to search for information.

Seeing projections of a preliminary magnitude of 8.8 and its location off Miyagi Prefecture, he immediately realized that what his team had long dreaded had finally become reality: a recurrence of the 869 Tohoku megaquake.

He also knew what was coming next — massive tsunami that would engulf coastal areas in Iwate, Miyagi and Fukushima prefectures in 30 to 60 minutes, just as the previous disaster did more than 1,100 years ago.

"I knew that the people would not be saved unless they immediately started running," Shishikura said in a recent interview with The Japan Times.・・・・・ 

nn20120311a1a.jpg
産業技術総合研究所
海溝型地震履歴研究チーム
宍倉正展博士作成

869年(貞観11年)の津波シミュレーションライン"Estimated flood line in 869"
東北大震災津波"Flood area in 2011"が重なっている。

昨年3月28日
に福島県庁でこの津波の危険を説明するスケジュールになっていたが、
実際の津波の方が早く来てしまった。

"すぐに走って逃げない限り助からないとわかっていた"
とインタビューに応えている。
地質調査から巨大津波が来ることを予測していたのである。 

今回の津波は想定外ではなかった。

2007年にも宍倉氏は研究論文を発表している。

なお、貞観11年に陸奥の国で起きた大津波のことは『日本三代実録』に載っている。
古記録は日本の財産であると言える。 

ひとつ疑問がわいた。
海岸線が内陸側に1㎞ほどずれている。
これは日本列島の隆起によるものなのか、
それとも海水面が当時よりも下がったからなのか。 

宍倉正展博士が地震後堆積した砂の測量調査を坦々としている。
その結果が上記の地図であろう。
http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/shinsai2011/tbs_newseye4699986.html
*TBSビデオ映像 


宍倉正展博士のHP 
2007年学術論文も載っている。
http://staff.aist.go.jp/m.shishikura/index.html


コメント 6
Hirosuke

図から、河川の護岸工事が仇になった事が読み取れます。
(中央と右上に注目ください。)

これは、文献や過去の事実からは、
一般人が直接に予測する事はできません。

しかし、この過去のデータがあれば、
コンピュータ解析でハザードマップが作れた事でしょう。

宍倉氏は無念の限りだと思います。

by Hirosuke (2012-03-13 21:16) 

Hirosuke

>海岸線が内陸側に1㎞ほどずれている。

これは、
「日本列島の隆起による」
と考えます。

東北地方の奥羽山脈は、
日本列島が乗っているプレートを、
太平洋側の別プレートが圧縮して形成されたものです。

また、
海水面については、
温暖化の影響かどうかは脇に置くとして、
確実に上昇しています。

by Hirosuke (2012-03-13 21:27) 

Hirosuke

今回の大地震で、
仙台周辺は80センチ前後も沈降しています。

両年のFLOOD LINEが奇妙に一致しているのは、
この間に地下に蓄積されたプレート隆起が、
一気に全解放されたからだと推測されます。

ただし、
こんな後付け分析なんか、
誰でも出来ます。

僕も無念です。

by Hirosuke (2012-03-13 21:34) 

ebisu

Hirosukeさんへ

太平洋プレートに押されて奥羽山脈がセリ上がり、海岸線が後退、そして今度の地震で圧力が解放されて沿岸が80センチ沈降したということですか。

南海地震を経験した四万十川のある高知県中村市の人に聞いた話しですが、帯状に家並みが潰れていたそうです。
軟弱な地盤に家を建てたら地震でつぶれる。

南海地震津波で堆積した砂が4センチ、別の地質学者の調査によれば過去には40センチもの砂の堆積層があるそうです。その量から逆算した津波の高さは40メートル

巨大地震があったらすべてを捨ててすぐに逃げるしかないですね。
温泉・火山・地震に恵まれた日本で原発なんてとんでもないことです。
そのうちに誰も住めなくなります。

by ebisu (2012-03-13 22:50) 

Hirosuke

>高さ40メートルの津波

その地質学者は自らの計算結果を見て、
「有り得ない」
と呟いて計算し直した事でしょう。

当地は内陸なのが、
せめてもの救いです。

by Hirosuke (2012-03-13 23:01) 

Hirosuke

奥羽山脈が形成されたのは数万年前ですから、
前回も今回も、
直接には関係していないと思います。

ただし、
同じメカニズムが働いている事は確かであり、
押されて隆起していた分が元に戻って沈降した、
と考えるのが自然でしょう。

「自然」か・・・。

by Hirosuke (2012-03-13 23:11) 


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