とあるマニュアル作成会社のブログで、
<「行う」を使わない文章を書きましょう>
という記事がありました。
http://blog.fideli.com/manual119/archive/105/0


僕は取説(取付説明書・取扱説明書・マニュアル)を書くプロのテクニカルライター。
テクニカルライターとは、難しいモノを漏れなく易しく説明することが使命の、
ある意味、「言葉の専門家」です。

記事内容に「その通り!」とは思ったのですが、理由付けが弱い。
これでは、新人ライターが「行う」を使わない説明文を書いたとしても、
設計さんに「行う」を付け加えられてしまう!
議論に負けてしまう!!

そこで、僕が設計さんを説き伏せるに足る理由付けコメントを書いたのですが、これが長い長い!(笑) 

僕は英文テクニカルライターなので英文取説も書きます。
そのせいか、僕は取説を書く時に、いつも英語のことを考えています。
頭の中で常に英語と擦り合わせながら日本語を書いているのです。
「英語発想で和文を書いている」と言った方が近いかもしれません。

ブログは別ですよ。
逆に、英語にならない日本語独特の言葉遊びをしながら、記事を書いています。

テクニカルライターって、こんなことばかり考えてる人種なんです。
考えなきゃならない職業なんです。
設計さんと戦って勝つために!

だから「死ぬかと思う」ような目に会うわけでして・・・。
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2008-04-27

一般の人には、これって、どう写るんでしょうね?
「どっちだって、どうだってイイじゃん」でしょうか?
だとしたら、テクニカルライターって悲し過ぎる職業ってことに・・・。

以下、僕のコメントです。
長ーーーーーいので、興味のない方は「今日の1曲」をお楽しみください。


今日の1曲:http://www.youtube.com/watch?v=8e-vgQSqNtA

「揚げろー!」で始まるこの曲。さて何て言ってるんでしょうか? 

歌詞:http://www.lyricsfreak.com/v/van+halen/jump_20142804.html