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変えろ!変われ!変わるんだ! [技術英語の実務@世界のF社&H社]

「変化」、それは「変わる、変える、変わらせる」こと。
物事を、仕組みを、他人を、そして・・・視点を。
視点を変えると、変わる・変えるべきなのは「自分」。
自分で自分を変化させる。
うーん、これはなかなか難しい。

ゆうこりんさんの記事を読んで、そう考え込んでしまった。
http://blog.so-net.ne.jp/yukorin/2007-02-04

僕は「自己主張が強過ぎる」とよく言われる。
小学校の通信簿にも先生にそう書かれた。
自己主張ってそんなにいけないことなのだろうか。

僕の英語師匠Takakoさんは「アメリカ社会では自己主張は大切。」と言う。
その言葉に「うん、やっぱりそうだよね。」と励まされる。
http://blog.so-net.ne.jp/takako-/2007-02-10

でも、ここは日本。自分の訴えが会社に聞き入れられないのはなぜだろうか。
日本だからなのか、会社がいけないのか、それとも自分がいけないのか。

自分の力が足りないのか。
いや、自惚れでもなんでもなく、少なくとも今の会社では、マニュアルや英語に関する知識では僕が一番だ。
だからこそ、今の会社にこれ以上いたらキャリア的には何も得るものがないし、このままでは「井の中の蛙」になってしまう。

でも・・・と、ちょっと考え直してみる。

上司には恵まれないが、同僚には恵まれていると思う。
入社時期が同じ4人の中で、僕だけ飛びぬけて年が上。
だけど、いい意味で年上扱いされていない。
僕も彼等を年下扱いしていない。
皆、それぞれがお互いに持っていない経験、技能、個性を持っているから。
会社から学ぶことは何もないけれど、彼等から学ぶことはすごく多い。

英語力も頼りにされている。
自惚れではなく、彼等にとって僕は必要な存在。
逆に、彼等は僕にとって必要な存在。

ソフト音痴の僕を「いい加減、覚えましょうよ。」と言いながらも教えてくれるA君。
教えてくれた後、彼は必ず「じゃ、これでカルビ1枚追加ということで。」と言う。
もう、何十枚になったかわからない。

英語とマニュアル以外には専門知識がない僕。
それに対し、自動車整備士一筋で生きてきたB君。
彼は英語ができない。
僕は車がわからない。
お互いを合わせて一人前みたいなところもある。
僕は攻撃的。
彼は見かけによらず守備的。
それが故にぶつかる点もあるけれど、僕が今のところ暴走しないですんでいるのは、彼のおかげかもしれない。

いつもは物静かなC君。
ただ、バイクに乗ると人格が変わるらしい。
その隠された一面が、時々、ふと出現する。
年上の僕だろうと上司だろうとかまわずに、辛口の僕顔負けの毒を吐く。
この僕でさえ、議論で負ける時がある。
僕が吼えずとも、知らぬ間に彼が会社に対して吼えていることもあるらしい。

「このままじゃダメだ。変えなくてはならない。変わらなくてはならない。」

会社に、取引先に、何度も言ってきたこの言葉。
そのおかげなのかどうなのか、取引先のごく一部に「変わろう!」とする動きが出てきた。
圧倒的に抵抗勢力が多いのだが、この変化の兆しを僕は見過ごせない。

この灯火を消さないために、僕のできる事は何だろう?
どうすればもっとこの炎を大きくすることができる?
この「変化」の大チャンスをモノにするにはどうしたらいい?

僕ができるたった一つのこと。
僕が他の人より優れているたったひとつのこと。
それは英語。
僕にはこれしかない。

1日の半分以上を占める仕事という時間。
僕が一番僕らしくいられるのは、とにかく英語をやっている時なのだ。
英語を教えている時。
英文マニュアルを書いている時。
英語を勉強している時。
もう完全な英語オタク。

ならば、工業英検1級やその他できる限りの資格をとり、僕の持てる知識と力を注ぎ込んで、会社・取引先のムダだらけ・間違いだらけのやり方を根本的に変えてやろう。

日々の業務をこなすだけでは、もう何のキャリアも得られない今の会社。
だけど、僕の知識や仲間の力でこのプロジェクトを成功させることができれば、それは立派なキャリアになるだろう。
会社を辞めるのはそれからでも遅くない。

でも、このプロジェクトを成功させるには莫大なエネルギーがいる。
周囲を巻き込みながら、今までのやり方を根本からひっくり返す革命的なエネルギーが。

ここまで書いてきて、やはり思う。
会社を辞めるにせよ辞めないにせよ、どちらにしても「ブログはもう無理だな・・・」と。

ブログという媒体では、いや、今の僕の表現力・スキルでは、文法用語を使わない僕独自の英語理論をブログ上で再現することが不可能とわかった以上、やはり休止するしかない。
「英語に苦しむ人達のために、来年の大学受験を目指す人達のために・・・」と、この2月に開講するのが目標だったのだけれど。

でも、これだけは言っておきたい。

僕がこのブログで紹介してきた英語サイトは、正真正銘のタダ。
全て自信をもってお勧めできるものばかり。
市販教材にしても同じこと。

「5-LEVEL音読トレーニング」と組み合わせてやれば、誰でも確実に英語力を伸ばすことができる。
僕はそう信じている。
だって、できなかった僕がここまで自信を持てるようになれたんだから。

最後にTOEIC900超をとるためのサイトを紹介しようと思ったけれど、やめておこう。
だって、「タダ」じゃないから。
「タダ英語命!」の僕としては信条に反することだから。
初めて訪問した方には、見かけ上、英語の何たるかも知らずに英語教材を売っている奴等となんら変わらないアフィリサイトに思えるだろうから。

1年後にパワーアップして戻ってこよう。
1年後の僕ならば、自分の実体験から自信を持って「ここなら絶対間違いない。」と断言できるサイトを紹介できるはず。
いや、今度こそ自分自身が、念願の独自講座を開けるはず。

そう信じて。
そんな希望を持って。
諦めたらそこで全てが終わる。

頑張ろう。
だって、僕には英語しかないから。
僕が僕らしくいられるのは、英語をやっている時だけだから。

いっぺんに幾つものことが出来ない不器用な僕は、どうしても極端な方向に走ってしまいます。
ごめんなさい、こんな中途半端な終わり方で。

ご愛読頂いていた皆様、ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにして、1年間、いろいろと頑張ってみます。

最後の1曲:

今まで洋楽ばかり紹介していたこのコーナー。
ひとまずの最終回なので特別編です。
「日本の曲を1曲だけ紹介しろ。」と言われたら、迷わず、この人のこの曲。
カバー曲というジャンルの中では、世界に誇れる最高傑作。
YouTubeよ、削除するなよ!

http://www3.youtube.com/watch?v=nYvCeNsJsMo&mode=related&search=


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Mark

Hirosukeさん
せっかくここでお知り合いになれたのに、休眠とは・・・
残念ですが、お互いに研鑽を積んで歩んでいきましょう。
究極の目標は、多分みんなを幸せにすることだと思っています。
そのためには自分も幸せになるパワーを持たなくては人のためになどなれるわけもない。
お時間のある時には、私のblogにでもいらして憂さを晴らしてくださいね。
お待ちしています。
by Mark (2007-02-11 22:51) 

ママラン

Hirosukeさん

Hirosukeさん、もうすぐ春ですね。冬が来る前にはまた戻ってきてね。できたらこの部屋をこのままにしておいて下さい。ここにはいっぱい掘り出し物があって、まだほとんど見てません。
by ママラン (2007-02-12 00:09) 

*Takako*

Hirosukeさんも修行に出られる・・・
私ももっと頑張らないと!ってブログを読んでて
思いました。

日本で、個性・個人があまりうけいれられない
環境は私も個人的にあまり納得できない部分でした。
同じ意見の者同士が集まっても、人間って成長
しないものだと思うんです。『違い=個性』があって
こそ、とっても素晴らしいと思うし、そこからまた
お互いが学びあうことが出来る。だから、生きていく
うえで(成長したいのなら)とっても大切なことで・・・

ただ、ちゃんと見ている人は見ていると思うんです。
例えば、私の大学にちょっと個性の強い教授が
居たんです・・・。法学の先生で、文字(日本と
英語の両方)も漢字も全て書き順が逆!だから、
先生が黒板に何か書きはじめると、最後になって
からじゃないと(先生が全て文字を書き終わって
からじゃないと)何を伝えたいのかわからなくって・・・

他にも、生徒のお弁当をのぞいて、
「それ、美味しそうだから欲しい・・・」とか、
生徒の前で壁にもたれかかって、笑いを取ったり
コミュニケーションをとっても大切にする人でした。

ただ、社会(大学の他の教授などから)は
「変な授業をする」と認められてなかったようで、
とうとう大学を辞めさせられてしまいました。

でも、私は今になって、大学でその先生の授業
の事しか鮮明に思い出せないし(先生が文字を
反対に書くことで、それだけまた集中して授業を
聞く事が出来たと思うので)、人間としてとっても
とっても尊敬の出来る人でした。後から知った話
なのですが、アメリカで弁護士さんをされていた
そうです。母国語以外で、弁護士さんという職業を
つとめていらっしゃったなんて・・・普通の人では
(個性がなくては)出来なかったことだと思います。

そういう先生との出会いもあって、私は自分の
個性を大切にして生きて行きたいと思いました。
(例えその時は周りに受け入れられなくても)
ちゃんと、見ている人は見てくれているものなの
だと思います。みんながみんな、こうでなくちゃ
いけない!っていう考え方じたいが間違っていると
私は思います。

だから、HirosukeさんもHirosukeさんカラーを
出して、他の人のカラーと混ざり合いながら
もっともっと個性を出していってほしいと思います。
応援しています。頑張って下さい(^ ^)/
by *Takako* (2007-02-12 02:28) 

夏月

Hirosukeさん、おつかれさまでした。
私は以前はすごく自己主張が強くて、性格も白か黒!0か100か!というくらいでした。そのため学生の頃は先生に誤解されまくっていました。日本では思ったことがあっても、自分の思ったまま発言することを遠慮しなくてはいけない雰囲気が確かに存在していると思います。
会社の古い体質やこれ違うよね!間違ってないかぃ?ということに関して真っ向から意見するというのは、勇気のいることだし、もしそれを改革していこうという気持があるなら、それはとても大切なことだと思います。また現在の流れに反してそれを改善するというのは、普通の何倍ものエネルギーのいることですね。
Hirosukeさんは会社を続けるか否か考えているようなので、後悔しないようにゆっくり結論を出していただけたら…と思います。(そんな悠長なこと言っている状況ではないですか?)
自己主張…それは本当に大切なことだし、それを失くしてしまうと自分が存在していないような気さえします。私の場合、それ故に傷つてしまうこともありました。自分らしさを抑えて生きていこうと思ったことも正直あったのですが、とても窮屈で自分がダメになってしまう感じがしました。今は自分らしく生きてこそ、自分も人も好きになれるし、優しい気持ちになれると実感したので、マイペースで生きています。ワガママでない自己主張なら、場違いな自己主張でないなら、どんどんするべきだと思っています。そこで個性と個性がぶつかり合ったり、切磋琢磨していくことで人は成長できると思います。Hirosukeさんもご自身のカラーや主張を大切にして欲しいなと思います。Only Oneだからこそ輝いているのだと思います。
Hirosukeさんがブログを再開される時は、また色々なお話を聞かせて下さいね。楽しみにしています♪
フレーフレーHirosukeさん!!
( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪ヾ(* ̄▽ ̄)ノ♪
by 夏月 (2007-02-13 18:05) 

ゆうこりん

私の好きな言葉に「自分が変われば、世界が変わる」というものがあります。
文字通り、自分の気持ちのありようが変われば、気にならなくなることもあるし、落ち込むこともなくなる、相手を変えよとすることは無理だけど、自分が変われば、相手の思いも変わる、ということだと思います。
そして、付け加えるなら、
自分がステップアップして、自分の立ち位置が変わってくると自然とまわりにいる人の層が違ってくる、という意味もあるのではないかと思います。
傲慢な言い方ですが、そうやって自分の世界を変える力もまた、自分次第で身につけられるのではないかと思っています。

Hirosukeさんは今、御自分を変えようとなさっているのですよね。その覚悟をされたことに惜しみない拍手を送ります。
辛口ブログが読めなくなるのは寂しいですが、いつかまた
何かの報告をお聞かせくださいね。
パワーアップしたHirosukeさんにお目にかかれる日を楽しみにしています。
セイスモサウルスになって・・・
by ゆうこりん (2007-02-13 22:53) 

oceanbridge

Hirosuke様、コメントが遅くなりすみません。私も(?)進退で迷っているもので・・・
ぜひ、「工業英検1・2級合格者のつどい」でお会いしたいです。
私は数年前に工業英検1級&TOEIC900以上取りましたが、取得した時は実力はそれに見合うものではなかったし、今はもっと力がなくなっているので、ここいらでちょっとがんばらねばならないのかなと思っているところです。

ブログ更新は、大変です。私も、自分の経験として、分かります。休止ということで残念ではありますが、お会いできることを楽しみにしています。また、いろいろなことをこちらのブログと私のブログでも教えていただいたので、とても感謝しています。今後も、ご指導お願いします。
by oceanbridge (2007-02-15 23:42) 

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