上司には恵まれないが、同僚には恵まれていると思う。
入社時期が同じ4人の中で、僕だけ飛びぬけて年が上。
だけど、いい意味で年上扱いされていない。
僕も彼等を年下扱いしていない。
皆、それぞれがお互いに持っていない経験、技能、個性を持っているから。
会社から学ぶことは何もないけれど、彼等から学ぶことはすごく多い。
英語力も頼りにされている。
自惚れではなく、彼等にとって僕は必要な存在。
逆に、彼等は僕にとって必要な存在。
ソフト音痴の僕を「いい加減、覚えましょうよ。」と言いながらも教えてくれるA君。
教えてくれた後、彼は必ず「じゃ、これでカルビ1枚追加ということで。」と言う。
もう、何十枚になったかわからない。
英語とマニュアル以外には専門知識がない僕。
それに対し、自動車整備士一筋で生きてきたB君。
彼は英語ができない。
僕は車がわからない。
お互いを合わせて一人前みたいなところもある。
僕は攻撃的。
彼は見かけによらず守備的。
それが故にぶつかる点もあるけれど、僕が今のところ暴走しないですんでいるのは、彼のおかげかもしれない。
いつもは物静かなC君。
ただ、バイクに乗ると人格が変わるらしい。
その隠された一面が、時々、ふと出現する。
年上の僕だろうと上司だろうとかまわずに、辛口の僕顔負けの毒を吐く。
この僕でさえ、議論で負ける時がある。
僕が吼えずとも、知らぬ間に彼が会社に対して吼えていることもあるらしい。
「このままじゃダメだ。変えなくてはならない。変わらなくてはならない。」
会社に、取引先に、何度も言ってきたこの言葉。
そのおかげなのかどうなのか、取引先のごく一部に「変わろう!」とする動きが出てきた。
圧倒的に抵抗勢力が多いのだが、この変化の兆しを僕は見過ごせない。
この灯火を消さないために、僕のできる事は何だろう?
どうすればもっとこの炎を大きくすることができる?
この「変化」の大チャンスをモノにするにはどうしたらいい?
僕ができるたった一つのこと。
僕が他の人より優れているたったひとつのこと。
それは英語。
僕にはこれしかない。
1日の半分以上を占める仕事という時間。
僕が一番僕らしくいられるのは、とにかく英語をやっている時なのだ。
英語を教えている時。
英文マニュアルを書いている時。
英語を勉強している時。
もう完全な英語オタク。
ならば、工業英検1級やその他できる限りの資格をとり、僕の持てる知識と力を注ぎ込んで、会社・取引先のムダだらけ・間違いだらけのやり方を根本的に変えてやろう。
日々の業務をこなすだけでは、もう何のキャリアも得られない今の会社。
だけど、僕の知識や仲間の力でこのプロジェクトを成功させることができれば、それは立派なキャリアになるだろう。
会社を辞めるのはそれからでも遅くない。
でも、このプロジェクトを成功させるには莫大なエネルギーがいる。
周囲を巻き込みながら、今までのやり方を根本からひっくり返す革命的なエネルギーが。
ここまで書いてきて、やはり思う。
会社を辞めるにせよ辞めないにせよ、どちらにしても「ブログはもう無理だな・・・」と。
ブログという媒体では、いや、今の僕の表現力・スキルでは、文法用語を使わない僕独自の英語理論をブログ上で再現することが不可能とわかった以上、やはり休止するしかない。
「英語に苦しむ人達のために、来年の大学受験を目指す人達のために・・・」と、この2月に開講するのが目標だったのだけれど。
でも、これだけは言っておきたい。
僕がこのブログで紹介してきた英語サイトは、正真正銘のタダ。
全て自信をもってお勧めできるものばかり。
市販教材にしても同じこと。
「5-LEVEL音読トレーニング」と組み合わせてやれば、誰でも確実に英語力を伸ばすことができる。
僕はそう信じている。
だって、できなかった僕がここまで自信を持てるようになれたんだから。
最後にTOEIC900超をとるためのサイトを紹介しようと思ったけれど、やめておこう。
だって、「タダ」じゃないから。
「タダ英語命!」の僕としては信条に反することだから。
初めて訪問した方には、見かけ上、英語の何たるかも知らずに英語教材を売っている奴等となんら変わらないアフィリサイトに思えるだろうから。
1年後にパワーアップして戻ってこよう。
1年後の僕ならば、自分の実体験から自信を持って「ここなら絶対間違いない。」と断言できるサイトを紹介できるはず。
いや、今度こそ自分自身が、念願の独自講座を開けるはず。
そう信じて。
そんな希望を持って。
諦めたらそこで全てが終わる。
頑張ろう。
だって、僕には英語しかないから。
僕が僕らしくいられるのは、英語をやっている時だけだから。
いっぺんに幾つものことが出来ない不器用な僕は、どうしても極端な方向に走ってしまいます。
ごめんなさい、こんな中途半端な終わり方で。
ご愛読頂いていた皆様、ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにして、1年間、いろいろと頑張ってみます。
最後の1曲:
今まで洋楽ばかり紹介していたこのコーナー。
ひとまずの最終回なので特別編です。
「日本の曲を1曲だけ紹介しろ。」と言われたら、迷わず、この人のこの曲。
カバー曲というジャンルの中では、世界に誇れる最高傑作。
YouTubeよ、削除するなよ!
http://www3.youtube.com/watch?v=nYvCeNsJsMo&mode=related&search=