台風といえば、今年の秋、日本には台風が来ませんでした。
代わりに、なぜか北側から台風並みに発達した低気圧がやってきて、北海道の竜巻を引き起こしました。
数日後には、沖縄でも竜巻が起きました。
更に北海道では生きたまま仮死状態のサンマが大量に浜に打ち上げられました。
「海水温の急激な低下が原因では・・・」と推測されています。
--------「海水温の急激な低下」---------
温暖化で溶けた極地の氷が海中で大きな流れになって、
そこにサンマ達は突っ込んだのではないか。
↑
個人的には、こう考えています。
先月 The Day After Tomorrow がテレビ放送されました。
地球温暖化による地球の危機が突然やってくる恐怖を描いた映画です。
その際にも記事に書きました。
この映画の様な事は「いつでも実際に起き得る」と本気で思っています。
極地の氷が溶けた際の海面上昇は僕が小学生の頃から指摘されていました。
当時は「もしも…」の例え話でしかなかった事が今は現実に起きています。
それも急激な速度で進行しています。
始まってしまったものは、もしかしたら、もう止められないのかもしれません。
それでも、僕らは一人一人、自分で出来ることをしていくべきです。
それがたとえ、ちっぽけなことでも。
だって地球には60数億人の人間がいるんです。
各人が皆できる範囲で何かやれば物凄く大きなプラスの波が起きる筈なのです。
ところが、です。
アメリカとオーストラリアの2国だけが京都議定書にサインしていません。
コレを見てください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%AD%B0%E5%AE%9A%E6%9B%B8
これは辛口 Hirosuke としては黙っていられません。
「ウチは全土にわたる大規模な車社会だから、CO2削減は不可能」
というのが彼らの言い分なんでしょう。
でも僕には言い訳にしか聞こえません。
大規模な車社会であるならCO2の大幅削減は逆に簡単なのです。
国が補助金を出し、国民全部にハイブリッド車への切り替えを義務付ければいい。
お金に余裕のある人は、補助金なくともハイブリッド車を買えばいい。
でも、それをアメリカ政府は絶対にやらない。
なぜなら「BIG 3」はハイブリッド車を持っていないから。
日本車だけが売れてしまい「BIG 3」は倒産する。
そんな政策を出せば政治家たちは自分たちの地位が危なくなる。
だから、やらない。
オーストラリアについては、国内に自動車メーカーがなく、すべて輸入に頼っていることを考えると、情状酌量の余地ありか?でも、他に何か手はあるだろ!?
「日米貿易摩擦」なんて言葉が昔ありました。
日本メーカーの車がアメリカでどんどん売れ出した頃の話。
アメリカの自動車業界は、その時に自ら変わるべきだったのです。
しかし、業界は政府・メディアに圧力をかけて日本をバッシング。
その結果、息絶えそうになりながらも何とか今日に至っているわけです。
さぁ、どうする、アメリカさんよ。
地球の結末を知りながら、腕力に物を言わせて世界を黙らせるか。
いや、もしかしたらアメリカの「頭のいい人たち」はこれから何が起ころうとしているのか、実は何もわかってないのかもしれない。
どんなことも「現場」にいる人が最もよく知り、そして苦しんでいる。
現場がいくら訴えても、「上」は何にもわかっちゃくれない。
自分の身が安泰ならそれでいいから。
自称「専門家」は金のために平気でウソをつき、世を欺く。
そんなウソ言葉に踊らされ、一緒になって「そうだ、そうだ!」と叫ぶ国民達も悲しい存在。
(「テロ撲滅」を名目としたイラク攻撃がその例。)
アメリカだけじゃない。
日本もおんなじ。
人も企業も政府もそんな状態で、世の中、そして、地球はこれから一体どうなるんだ。
「自業自得」とか、「自らまいた種」とかいう言葉があるけれど、
CO2という業や種は自分じゃない別の人の身に降りかかる。
地球人よ、もっと良く考えろ!!
自分は何をするべきか?
自分は何ができるのか?
何でもいい。
ちょっとでもいい。
できることから、やればいい。
僕は車通勤をやめ、電車・バス通勤に切り替えます。
往復2時間半だったのが、3時間半になってしまいますが。
英語の勉強時間にでもあてましょう。
居眠りの時間とはなりませんように。
今日の1曲:
http://www3.youtube.com/watch?v=clZE4Wrrw_w
歌詞:
http://www.inthe80s.com/weworld.shtml