旧題
「伸びる・伸びないの差が出る根本原因」
を改題し、
一部修正して再アップしました。
必ず(序)から読んでネ!
「僕の英語【長文読解】指導法は文字では伝えられない」
と書きましたがトライしてみます。
皆さんのご参考になれば幸いです。
旧題
「伸びる・伸びないの差が出る根本原因」
を改題し、
一部修正して再アップしました。
必ず(序)から読んでネ!
「僕の英語【長文読解】指導法は文字では伝えられない」
と書きましたがトライしてみます。
皆さんのご参考になれば幸いです。
僕は塾講師ですから、
英語に限らず何でも教えます。
ですから今回は、
古文を例にとって説明します。
「読書量の差」の結果が、
古文で特に早く顕著に現れるので。
これは、
中学の古文は使用語彙が限られているから
と考えられます。
まず、5~6行の短い長文(?)を
「比べ読み」
させることから始めます。
「比べ読み」とは、
原文と現代語訳を、
句読点等を目印にしながら、
意味を確認していく読み方です。
生徒が意味を理解したら、
模範音読してみせます。
棒読みではなく、
感情を込めながら。
セリフはセリフっぽく。
子供は子供っぽく。
悪人は悪人っぽく。
筆者や話者が強調している部分は語気を強め、
抑揚をつけて音読します。
最初に【比べ読み】して意味確認していますから、
生徒は既に意味内容を理解しているので、
ナゼ僕の声の調子がコロコロと変化するのか分かるわけです。
ここで、こんな宿題を出します。
毎日、意味をイメージしながら、僕の模範読みを真似して音読練習して。
次回の授業までには、スラスラ読めるように。
次の授業では、
もちろん、
生徒に成果を披露してもらいます。
抑揚のない棒読み部分は
「そこ、イメージできてないでしょ?」
と指摘し、意味を確認させ、
「だから、読み方はこんな感じだよね。」
と再び模範音読してみせます。
そして生徒にその場で真似させて、
1題を完成させます。
最初は問題なんぞ全く指導しません。
(況や、文法をや。)
しかし、
この音読トレーニングを約20題ほど積み重ねると、
古文0点だった子が、
4択問題ならば全部できるようになってしまいます。
回を重ねる毎に語彙が自然に増え、
言葉からイメージする力
が鍛えられた結果です。
この「言葉からイメージする力」に
個人差があるのです。
「言葉からイメージする力」が弱い子は、
新規に出会う言葉の吸収力が弱い。
同じ教え方をしても伸びる・伸びないの差が出る根本原因は、
コレなんです。
それは「センス」じゃないかって?
そうとも言えます。
そのセンスを磨くのが「読書」だと、
僕は言いたいのです。
まずは、
親が読み聞かせる。
子供は、
それを真似する。
そのうち、
文字をおぼえ、
自分で読めるようになってくる。
初めのうちは、
大きな声を出して。
そのうち、
つぶやくようになり、
最終的には黙読へと移る。
コレをどれだけ幼少期・小学生時代に積み重ねてきたかが、
後々、勉強面だけはでなく、
様々な所で出てしまうと僕は考えています。
実際、
日本人でありながら意味不明の日本語メールを送ってくる人が、
ウチの職場には一杯いるんですよ。
この職場で病気になり、仕事が出来なくなりました。
英語ペラペラの人もいますが、
メールとなるとボロボロです。
特に「て・に・を・は」がヘンテコなんです。
日本語メールも英語メールも。
ということは、
その人がペラペラ話している英語って一体・・・。