皆既日食で日本中、いや、世界中が沸き返った昨日。
「そういえば・・・」と自分の子供時代を思い出した。
小学生時代、僕は理科が大好きで得意だった。
特に宇宙が大好きで、出版社の異なる図鑑を2冊も持っていた。
宇宙に関しては理科の先生の知識を超えてしまった。
それは、この記事でも書いた。
「ブログでNASAのエンジニアと英語交流」
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2006-08-26
中学入学の当日に渡された理科の教科書。
僕はワクワクしながらページをめくった。
でも、すぐに興ざめしてしまった。
ほとんど全て、既に知っている事だったからだ。
実際、中間・期末・実力テストで９５点を割った記憶がない。
いや、たった一度だけ、大失敗したことがある。
長くなるので、別記事で。
そんな知識を何で身に付けたか。
それは・・・
見ての通り、マンガだ。
こういった理科マンガが僕を育ててくれた。
図鑑ではない。
マンガが先で、図鑑が後だった。
「マンガなんて・・・」という声が聞こえてきそうだが、馬鹿にしてはいけない。
見た目は小学生向けだが、中身は中学範囲まで含んでいる。
参考書なんかより、よっぽど「参考」になるし、知識を与えてくれる。
だから僕は、中学時代、理科の成績は勉強せずとも、いつも常に「5」だった。
僕は自慢したいわけじゃない。
最近は理科嫌いの子供が多い、と新聞等で話題になっている。
そんな子供に、試しに理科マンガを読ませて欲しいのだ。
学校の図書室に、塾の教室に、理科マンガを常備して欲しいのだ。
マンガなら大抵の子供は嫌がらずに読む。
さりげなく子供に「これって、なんで？」と聞いてやると、子供は自慢げに話してくれる。
僕は毎日、熱心に、何度も同じ理科マンガを読みふけっていたっけ。
日食のニュースでテレビに映し出された子供たちのビックリ顔を見ながら、
僕のそんな子供時代を思い出した。