これは、
産業翻訳とライティング というブログを書いていらっしゃる、とある翻訳会社の社長
arturo_tak さんへのメッセージです。
久々の更新ですね。
きっと、お忙しかったのだと思います。
オンラインストアに関するビジネスアイデア の記事にコメントしようとしたのですが、サインイン要求されてコメントできませんでした。
他の記事もサインイン要求されます。
以前は特にサインインせずともコメントできたのですが、設定を変更されましたか?
どうしてもコメントしたく、トラックバックで失礼致します。
>なぜ、オンラインストアは、実際の店頭の棚のように商品を分類して、表示し、
>視覚的に辿れるようにしないのでしょうか。
これは、テクニカルライティングにも通じる問題だと思います。
一言で言えば、検索性ですね。
知りたい事がドコに書いてあるのか。
パッと見て、知りたい事にパッと手が届く。
これが、優れた検索性。
検索性が良くないと、どんなに正確に書いてあっても、読んでもらえません。
読んでもらえなければ、情報は書いてあっても意味を成しません。
「ほら、ココに書いてありますよ!」
と説明しなければ分からないのでは、取説としては失格です。
(そういう取説が多いのですけど・・・)
見やすい
分かりやすい
いまや取説業界のトレンドである「認知心理学」。
それによると、人間の脳は、そういうものに惹かれます。
誤解されやすい言葉ですが、まずは見た目なんです。
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①一目で「全体」「概要」が見渡せること。
②「ナニ」が「ドコ」にあるか見えること。
③必要に応じて、「部分」「詳細」がハッキリと見られること。
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上記3点を満たしていると、
見やすい
分かりやすい
と人間の脳は判断します。
だから、取説には検索性が非常に重要なワケです。
とは言え、取説は取説。
お店はお店。
やはり事情が異なります。
「ココには自分が狙っているモノがない」
と一見して分かる店・・・お客が逃げますよね。
そこで、オンラインストアが重視しているのは回遊性だそうです。
ワザとぐるぐる回らせて、たまたま目に付いた必要以外のモノを買って貰う戦略。
爆安量販店「ドンキホーテ」(通称ドンキ)が売れるのは、単に「安いから」だけではなく、
「ワザと迷路のような売り場にして回遊性を高めているから」という専門家の分析をテレビで見たことがあります。
arturo_tak さんが失望したオンラインストアは関連リンクがなかったとの事。
検索性も回遊性もないオンラインストアだったのですね。
それで、欲しい物が見つからなかったのですね。
私のコメントがビジネスチャンスに繋がれば。
それでは。
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