旧題「長文問題…本文が先?問題が先?」を改題し、再アップしました。
英語、古文、漢文にも通じる長文対策法です。
質問
長文はやはり最初から最後まで読んで問題に取り組むべきでしょうか??
問の棒線部の前後だけ読む方がいらっしゃるようですが
どちらがよいのでしょうか??
こんな質問で申し訳ありません(;ω;^)
あと集中力を高めて読める方法は何かないでしょうか??…
僕の回答
なにぃー!?
「全部読むか、傍線部分だけ読むか」
だとーッ!?
そんな事、聞くまでもなく決まってます。
旧題「長文問題…本文が先?問題が先?」を改題し、再アップしました。
英語、古文、漢文にも通じる長文対策法です。
僕の回答
なにぃー!?
「全部読むか、傍線部分だけ読むか」
だとーッ!?
そんな事、聞くまでもなく決まってます。
傍線部分の前後だけで答がきまるならば、
長文なんていう問題形式自体が成立しない。
問題を作る側だって考えてるわけ。
長文全体の流れが見えていないと間違えるように、問題や選択肢を作ってる。
高校入試の国語問題を「傍線部だけ方式」で解いてごらん。
全問正解できる?
無理だよね。
傍線部の前後にヒントがある確率が高いのは確かだけど、
そんなのは限られている。
そうじゃない問題も結構ある。
答のヒントが傍線とは全く関係ない部分に隠されていたりする。
「高校」入試レベルの「国語」でさえ、こんな作り。
キミが受けるのは?
「大学」入試の「英語長文」だよね。
「傍線部だけ方式」は、どんなに頑張っても、正解率は5割止まりだ。
「問題を先に読め」とか「答を探しながら読め」とかいう「傍線部だけ方式」は、
お手軽な受験テクニックとして紹介されているだけ。
なぜならば、解説がラクチンだから。
先生が、講師が、著者が解説の手間を省けるから。
無理と知りつつ、生徒にやらせる。
だって、「全部読まなくていいからラク」と生徒ウケが良いから。
ちなみに、「問題を先に読んで、答を探しながら読む」という方法は、「スキミング(skimming)」と呼ばれている。
実は、相当の英語力(英検準1級レベル)がないと出来ない高度な読解テクニックだ。
そんな方法、基礎力のない学生がやるべきものではない。
日本語で出来ない事は、英語では更に出来ないからだ。
で、先生の言うことを鵜呑みにした基礎力のない生徒はどうなるか。
ヒドイ点を取ることになる。
そこで、生徒は悩み出す。
「全部読むか、傍線部分だけ読むか」と。
悩むな!
全部読め!!
「それじゃ、時間が足りません」だぁ~?
あのね、Hirosuke式長文読解は
「3回読み」が基本。
「傍線部分だけ」なんていう「ケチクサイ読み方」はしない。
Hirosuke 式では全文を3回読む。
信じられないでしょ?
「全文を3回」なんて。
僕の指導を受けた生徒は、超スピードで長文を読む。
1回、2回、そして3回と。
これは、英語長文だけの話ではない。
現代文、古文、漢文・・・全部、「3回読み」。
英語、現代文、古文、漢文・・・全て言葉。
言葉である限り、読み方・考え方・答え方は全て同じ。
憶えることが違うだけ。
「3回読み」は 僕が編み出した独自の読解方法。
文字通り3回読むんだけど、各回で読む目的がビミョーに違う。
簡単に紹介すると、こんな感じ。
読んでる時間が多くて非効率じゃないかって?
逆だよ!
考える時間が少なくて、速く正確に正答を選べるようになる。
実際、
「以前に比べて、時間が余りました。」
ってのが、殆どの生徒の感想。
選択肢を正しく選ぶ細かいテクニックに関しては、この本が詳しい。
現代文が受験科目になくても、
英語長文問題をやる前に、
この本をマスターしておいて欲しい。
10行程度の短い長文に択一問題が1題のみという形式。
だから、長文を見ただけでイヤになる人でも、「長文問題攻略のコツ」「選択肢を絞り込むコツ」を会得できる。
そして、傍線部だけ読んでいたのでは正解に辿り着けないことに気付く。
このテクニック(というより「真っ当な解法」)は、英語長文の読解問題に直接応用できる。
だって、「国語と英語」は、「縦か横」かの違いしかないんだから。
だから、今のうちは、英語長文の問題はやらなくて良い。
直前1ヶ月にやれば十分。
その代わり、英語長文問題は、本文を題材にした単語・文法・構文を吸収する基礎トレに全力を注ぐ。
基礎トレの方法は紹介済み。
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2006-12-31-2
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2008-07-20
(必要ならば詳細マニュアルを作ります。)
>あと集中力を高めて読める方法は何かないでしょうか??…
↓
これも
「3回読み」
「5-LEVEL 音読トレーニング」
と大いに関係がある。
続きはこちら。
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2008-07-29