参考記事
8.15◆僕は祖父の戦争を何も知らない

この記事に関して、
同世代の読者さんからコメントを頂き、
コメントを返した。


私も戦争はまだ終わっていないと思います。

私の母方の祖父はソ連の捕虜として7年間をシベリアで齟齬しました。

”次の日、目が覚めると仲間が死んでいる”
“人のする事じゃないよ”

子供心に忘れられない言葉が幾つもあります。

一昨年から、ジャンルを広げようと思って、
何となく読み始めた太平洋戦争関係の本を読んでいますが、
答えと言うか、何が?何故か?どうしたら?・・・

分らないことが増えてしまっている気がしますが、
かろうじて確かに感じるのは

「戦争をしてはいけない」
「核は持ってはいけない」
「全ての命は人間のもの」

と言うことです。

語れる人が減っていく戦争について、
もっと広く多く伝えて欲しいという気持ちが募ります。

by ゆっち (2009-08-17 22:35)

ぼくは戦争は大きらい
: やなせたかしの平和への思い

 (小学館クリエイティブ単行本)

  • 作者: やなせ たかし
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/12/17
  • メディア: 単行本

日本兵約2万2000人、米兵約7000人が死亡

栗林忠道
硫黄島からの手紙
(文春文庫)

  • 作者: 栗林 忠道
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/08/04
  • メディア: 文庫

ゆっち さん

戦争は、集団で狂気に走った凶器です。

死にたくないのに、死にに行く。
死ぬと分かっていながら、死にに行く。
周りの皆が「お国の為に」と死んでいく。
自害できない者は情け容赦なく殺される。

何故なのか?
僕も全く分かりません。

by Hirosuke (2009-08-18 23:43) 



それなのに・・・。

それなのに・・・。

それでも、日本人は
「戦争」を選んだ

  • 作者: 加藤陽子
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2009/07/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

新聞の書籍広告欄で見つけた。

著者の加藤陽子氏は東京大学文学部教授。

そうそう無責任な事を書くはずはない。

副題には、
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あの時、日本人が
「もう戦争しかない」
と思ったのはなぜか?

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とある。

理由があるのか、戦争に。
読めば分かるのか、あの戦争の「理由」が。
戦争に「理由」なんて、あってたまるか。
「もう戦争しかない」なんて「言い訳」が許されるもんか。

本当に理由があるならば、その条件・状況が揃った時、過ちは繰り返される事になる。

二度と繰り返してはならない集団狂気が再び起こる。

そう言いたいのか、この本は。

わからない・・・。