2018.3.29チケット完売御礼




稲城市民オペラ『カルメン』は以下の如く始まります。
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シエスタ終了の夕刻頃。





アンダルシアの午睡(シエスタ)
―白い村の四季だより



  • 作者: ヒュー シーモア‐デーヴィス

  • 出版社/メーカー: 二見書房

  • 発売日: 1997/01

  • メディア: 単行本




女達が働くタバコ工場を護衛する兵隊達。
彼等は何故に工場を守るのか。
市民役の男声メンバー達が物憂げに立ち澱む。
そこに交代の時刻を告げるラッパが鳴り響く。#59004;
まるで競馬場のファンファーレ。#59004;(私感)
続いてピッコロの音と共に子供達が入場行進。






見て聴いて必ず吹ける
ピッコロ入門 (レッスンCD付)



  • 作者: 野呂 芳文

  • 出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社

  • 発売日: 2014/07/30

  • メディア: 楽譜






男達の間をオモチャの武器を手に練り歩く子供達。
男声メンバー達は胡散臭そうに子供達を眺める。

今度は整列して歌い出す子供達。
イライラした1人【僕】はアレコレとアドリブな小芝居を連発。
それに更なるアドリブで応じる下っぱ兵隊役メンバー(高橋団長)。
下っぱ兵隊は四苦八苦の末に子供達を解散。
        ↑
ここまでのシーンは、稽古の都度、互いの工夫で変化します。
子供達の予想外の動きによっても変化します。
更に馬場先生の指示でも変化します。
他の男声メンバー達も巻き込み変化中。


子供達がいなくなるとタイミング良く鐘が鳴り響く。
タバコ工場で働く女達をシエスタから呼び戻す為の鐘。
では兵隊が守るのは女なのか。
女声メンバーの登場と共に始まるミニオーケストラ。
そのメロディーの美しさは女達の饗宴か。(私感)
そのメロディーの盛り上がりは男達の鼓動か。(私感)
オーケストラが落ち着けば、いよいよ男声合唱の出番。





カルメン (ヴォーカル・スコア)



  • 作者:

  • 出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社

  • 発売日: 2002/11/30

  • メディア: 楽譜







ビゼー 組曲≪カルメン≫ 解説付
(zen-on piano library)



  • 作者:

  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社

  • 発売日: 2008/10/14

  • メディア: 楽譜




稲城市民オペラでの日本語公演は毎回オリジナル歌詞。
だから以下を楽譜の写真で見せながら説明できず。

(自主規制です。)



このテノール合唱が怖い。(私感)
児童合唱がカルメン世界へと引き入れた直後。
更に聴かせるか、逆に引かせるかのキーポイント。(私感)
特にト音譜の下部から上部へ緩く昇り行くフレーズ。

ここは絶対に甘く優しく柔らかく。(私感)
でも最高音がト音譜を突き出た ラ♭
この音に苦しんでます。
だって第1第2の区別ないんです。

『こうもり』の第2テノール最高音はト音譜のファ。
これは楽に出たので ラ♭ なんか少し練習すれば大丈夫だろうと。
テノール先生に「まだ上を持ってる。」と言われたし。




いやぁー、甘かった。

自主練習では出るんですよ。
でも稽古場ではダメ。
たぶん意識し過ぎで余計な所が力むんだな。



ところで団員内でDVDが回覧されていて鑑賞中。

(2.25夜中から約10日間)





魅惑のオペラ 03 ビゼー:カルメン



  • 作者:

  • 出版社/メーカー: 小学館

  • 発売日: 2007/02/15

  • メディア: 単行本






東京・稲城市民オペラ総監督で全国の市民オペラだけでなく藤原歌劇団や新国立劇場も仕事場のオペラ演出家・馬場紀雄さん(昭和音大講師)推薦版『カルメン』はフランスでもMETでもなく、グラインドボーン音楽祭。
解説書によると、カルメン:Maria Ywing、ドン・ホセ:Barry MacCauley、指揮:Bernard Haitink。

鑑賞した感想
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「カルメンはジプシーだから」等の演出意図が良く解る。
でもハードルが高い。ポイントは【キモチ】。
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前回今回は合唱テノール。

もっと技術ついたらハイバリトンの主要脇役エスカミーリョ役やりたい。
思い出すのは高2の音楽授業。(当時はバス上)
♪トーレ~アドール オンガ~ァルデー♪とフランス語で一斉に歌って周囲が声量に驚いてた。
33年後の今もっと3倍くらい出てる。

歌は人生。
人生はオペラ。
スペースオペラはスリーナインかヤマトかハーロックか。
断然ヤマト派。
だって、、、




宇宙戦艦ヤマト
《冒険王 オリジナル》 復刻決定版



  • 作者: 松本 零士

  • 出版社/メーカー: 復刊ドットコム

  • 発売日: 2018/01/20

  • メディア: コミック





これも余談だけどグラインドボーンに指揮者としては東洋人で(日本人で、じゃなく)初の衝撃デビューを飾ったのがムーランこと、かつて落ちこぼれ今や世界の村中大祐さん。
なぜか僕のFB友達。



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つづく