- 作者: ダニエル バーストン
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 1995/12
- メディア: 単行本
【↑】が【↓】なる!◆【改行】+【資料】+【Wikipedia】版◆を見るべし!!
エーリッヒ・フロムは、や、
自由からの逃走 (1951年)
(現代社会科学叢書〈第1〉)
など多くの著作がベストセラーとなって広く世界中で読まれ続けている。
だが学問上は、
フロムの死後に彼の業績が影響力を持つということはほとんどなく、
むしろ無視や誤解の的となっている。
この不当な運命から彼を救い出すため、
その思想の正確な批判的理解をめざしたのが本書である。
著者はまずフロムの仕事を時代区分したうえで、
思想史のなかでの彼の位置を多角的に検証していく。
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思想史
⇒哲学の思想史であるとは限らない。
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ジークムント・フロイト
「20世紀における最も高名な心理学者」の格付け⇒第3位
フロイトへの忠実と反抗、
多くの精神分析家たちとの類似と相違、
実存主義やマルクス主義との関係、
母権論との関係、
19世紀ドイツ思想からの意外な影響・・・・・。
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実存主義
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マルクス主義
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母権論
スピリチュアル・フェミニズム など数項目
日本においても熱心な読者の多いフロムを、
心理学や思想の領域において改めて位置づけしなおす、
貴重な試みである。
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心理学
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思想
フロムの著作を読まれた全ての方にお薦めしたい。
心理学者