第5章-1-Q3【5】 [英日対訳1センテンス特集 in 工業・医学・経済]
英語で話す国際経済Q&A―
一目で分かるキーワード図解付き
(Bilingual books (37))
作者: 日興リサーチセンター
出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
発売日: 1999/01
メディア: ペーパーバック
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出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
発売日: 1999/01
メディア: ペーパーバック
そして、貿易収支が急速に悪化しました。
米国は87年には、対外債務が対外債権を上回る、純債務国に転落しました。
これは実に約70年ぶりのことでした。
The tarde balance also quickly deteriorated.
In 1987 foreign assets in the United States exceeded U.S. assets abroad, transforming the United States into a net-debtor nation for the first time in 70 years.
英語で話す国際経済Q&A
【改訂第2版】
(講談社バイリンガル・ブックス)
作者: 国際経済プロジェクト
出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
発売日: 2006/08/09
メディア: 新書
最初のforeign assetsはforeign debt、あとの方のassetesはタイプミスでassetsでしょうねと最初は考えましたが、どうやら前者はそうではなさそうです。
foreign assetsは"対外資産"でもちろん貸付金や売掛金のような債権を含みますが、概念の広い言葉で、土地や建物などの有形固定資産やソフトや著作権などの無形固定資産、そして有価証券も含んだ概念です。対外債権ならforeign creditではないでしょうか?
ところが文脈から考えてforeign creditではおかしいので やはりforeign assetsが正しいのでしょう。
英文の意味は「諸外国が米国内にもっている資産(額)が米国が海外にもつ資産(額)を超えてしまった」といっているように見えます。
これは英文が先にあったのではないでしょうか?
by ebisu (2012-05-13 11:25)
>assetesはタイプミス
修正しました。
ご指摘ありがとうございます。
by Hirosuke (2012-05-13 11:50)
【執筆】日興リサーチセンター
「英語で話す国際経済Q&A」プロジェクトチーム 日本人5名
【翻訳】Marc Schultz(マーク・ショルツ)
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以上のように記されており、日本語が先のようです。
by Hirosuke (2012-05-13 12:03)
>純債務国に転落
「純債務国:a net-debtor nation 」
の定義が絡んでassetsが使われていると思われますが、
Wikipediaを調べても直接の定義項目がなく、
判然としません。
by Hirosuke (2012-05-13 12:15)
事実に即して判断すると日本語の記事のほうが専門用語の使い方が不正確です。
英文を書いているマークのほうは大学で国際経済をきちんと勉強した専門家とわたしは判断します。用語の使い方が慎重で適切です。
その分野をしっかり勉強したことがあるというレベルで周辺知識がないとこういう質のよい翻訳はできないでしょうね。
調べてくれてありがとうございます。
たいへん参考になりました。
by ebisu (2012-05-13 17:43)