日本よ、破産せよ。【2 of 3】 [原発事故の裏の世界]
コメント 16
さあ、どうなんでしょうね。
個人金融資産は海外分もありますから個人と政府の借金の合計額ではないでしょうね。
外貨と外貨債券は違うと思いますけど。
日銀の直接買い入れ分はこの等式にはありませんね。
個人金融資産にはならないでしょう?
いまいえることは、
国家財政破綻を避けるために日銀は長期金利を上げられない
ということです。
長期金利が上がれば国家財政が破綻するということ。
この論の論者はギリシアとは違って
日本で国家財政破綻がありえないと主張したいのでしょうか?
「ありえない」という事象は有り得ません。
「絶対、必ず、100%」も有り得ません。
その心は…
The unexpected always happens.
--Laurence J. Peter; Canadian writer and teacher, 1910-90
予期せぬ事は常に起こる。
福島第一原発事故でばれたのは専門家の言うことは当てにならぬということだったはずです。
理論はある前提条件の下で成り立っているのですが、
その前提条件を検討もせずに鵜呑みにしてはいけません。
HIrosukeさんのいうとおりでしょう。
人の意見をいったんそのまま肯定的に理解してから、
少し休んで自分の頭で考えてみることです。
批判的検討といいます。
団塊世代は退職金をを手にしていますから、
団塊世代全体では膨大な個人資産をもっています。
ですが、今後、これらの個人資産を処分しながら生活することになります。
若者たちの個人資産の増加分で埋め合わせるようなことはできませんから、
日本人が持っている個人資産は今後減少に向かいます。
国債の市中消化も不可能になっています。
だから、政府は日銀の直接買い入れの道を開きました。
増税も喫緊の課題になっています。
もう時間がないのです。
それにしても、
どうしてこういう好い加減な「専門家」の意見を鵜呑みにするのでしょう?
インチキ商法に引っかかるお年寄りがたくさんいますが、
そりゃあ、引っ掛ける方が悪いに決まっていますが、
なんでそんな嘘に簡単に引っ掛かるの?
濡れ手に粟で儲けることを考えるからでしょう。
国債をどんなに増発しても国家財政の破綻はありえないということにしたいのでしょう。
本当にそうならいいのですが、
「だまされた」ではすみませんよ。
例が違いますが、
夕張市も破綻の前年までは公営企業会計や第三セクターが黒字だったのではないでしょうか。
自分の頭で前提条件が妥当であるかどうか考えてみることをお薦めしたいと思います。
こまりますね、
国民を惑わすようなことをいう「専門家」が世の中にはウヨウヨしています。
国債を発行して資金調達できるうちは
本気で行革なんてできない気がする。
この際、国債は凍結して元利返済凍結すれば
もう借りられないから税収の範囲でしか予算編成できなくなるから
いやでも行革せざるをえない。
凍結して一定の年限たっても返済できない時は
国債保持者に財政功労勲章をあげて
権利放棄してもらえばいいと思う。
むかしCMで志村喬が
「国債はお国のため」
と言っていたから勲章で満足してもらいましょう。
>税収の範囲でしか予算編成できなくなるからいやでも行革せざるをえない。
税収40兆円で収支均衡型の予算編成してみたらいいですね。
シミュレーションでもいいからやって公表すればいいのだと思います。
>凍結して一定の年限たっても返済できない時は
>国債保持者に財政功労勲章をあげて権利放棄してもらえばいいと思う。
大口預金者ではないわたしは構わないのですが、
大手銀行は全部消滅します。
大量に国債を保有していますから。
わが町の信用金庫も同じ運命でしょう。
国会でそういう法律案を審議しだしたとたんに預金の取り付け騒ぎが起きて、
日本の全銀行が経営破綻でしょう。
つまり、日本は国家財政破綻の閾値を超えてしまって、
身動きの取れない状況下にある。
長期金利は上げられない、
市中消化ができなくなっているので
日銀直接買い入れという禁じ手を採用せざるを得ない。
増税しない限り相変わらず年間40兆円もの借金を増やし続けるしかない。
がんじがらめです。
日本の国家財政は実質のところとっくに破綻しているのでしょう。
家計にたとえると生活実感を伴って簡単に理解できるでしょう。
年収400万円しかないのに毎年900万円使い、
借金が9千万円ある。
個人なら銀行が融資するはずがありません。
とっくに自己破産です。
3回ほど繰り返して自己破産でしょう。
無茶でも問題の本質があらわになる面白い提案です。
民主党さん、シミュレーションして公表したらいかが?
公共事業は震災がらみのみ、
地方交付税交付金は半額、
公務員の給与は半額、
年金受給額は半減・・・
ぞっとするような現実が浮かび上がります。
他所からですが、
こんな論もありますけどね。
なるほどとは思いつつも、
実際のところどうなんでしょうね。
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▼財政赤字が個人金融資産を超えることは論理的にあり得ない
※なのに逆転するとうそぶく政治家もエコノミストも多いのには驚きです、
無知過ぎます。
※ギリシャの国債は外債と同じなので容易に逆転する、
だが日本では内債(円建て)なので逆転はあり得ない
「借金=貸金」で政府の借金は個人金融資産に追加される、
すなわち政府の借金が増えるとその借金分が個人金融資産に加わるので逆転することはあり得ない。
※円建てだから全ての国債が日本国民の金融資産に加わるのです、
敢えて付け加えます。
外国人が日本国債を買ってもですよ。
※「個人金融資産=政府の借金+個人の借金+外貨」
がなりたつことは容易に理解できるはずです。
外貨が大きくマイナスにならない限り
財政赤字が個人金融資産を超えることはあり得ないのです
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by 経済素人 (2012-02-04 21:15)