Ｂ君（理系学生）の場合③

過去記事2008-08-03を再アップしました。

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今回は、英語学習における「賢者の石」の一部が登場します。
「一部」とは言っても、「キモのキモ」です。
よーく目をこらしてください！

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Hirosuke

 
Ｂ君の「現状レベル」と「目標レベル」、よく分かりました。
 
現状レベルは相当ひどい。
期間は少ない。
時間もとれない。
目指すレベルも「足ががり」とは言え、半端じゃない。
 
なかなか厳しいですが、Ｂ君のヤル気を信じて引き受けましょう。
 
いつから始めますか？
年明け最初の（土）＝1月5日からでもイイですよ。
 
宿題（トレーニング）は、段階的に量・レベル共に増やしていきます。
 
一応のトレーニングプランを示します。
 
１月＝１日20分位。（中学生レベル）
２月＝倍の１日40分。（英検準２級レベル）
３月＝元の３倍の約１時間。（科学系の新聞記事）
 
大学で要求されるレベルを考えれば、少なくともこれ位こなせる英語体力を作っておかないと、「足がかり」にもなりません。

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Hirosuke注：

大学受験生も同様です。

本番の試験時間は１時間前後のはず。
ならば、最低１時間は持続する英語体力（脳力・能力）が必要です。
「集中力」と言ってもいいでしょう。

勉強は、スポーツと非常に似ています。

「英語体力」とは、トレーニングを通じて「育てる・培う」もの。
「集中しよう」といくら思っても、その場で急には集中できません。
「英語体力」を育てる中で「集中力」も自然と付いてくるんです。
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まぁ、出来る範囲でね。

どこまで僕の要求した量をこなし、英語体力が育ってくるか。
プランはそれにより変化します。
 
そんな訳で、理系科目の勉強は、１月・２月中に頑張っておいてください。
 
最初の授業の際に、手持ちの辞書と教材を持ってきてください。
「フォレスト」もね。

使えるようだったら利用します。
使えないヤツだったら、辞書も買い代えてもらいます。
 
では、いつから始めるか連絡ください。
初回の授業は、理論中心です。

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Ｂ君

遅くなりました。
はい!!よろしくお願いします。
 
日にちなんですが、すぐに始めたいのは山々なんですが５日は冬季講習会が入ってて、
７時半～９時には間に合いそうにはないんで…12日からでもよろしいですか？

それで、それまでに何かやっておく事はありますか？
２週間ぐらい空いてしまうので…
 
あと、時間なんですが、自分は毎週土曜日の６時～７時までバイトをしてから向かう予定なので…
８時～９時半でお願いしてもよろしいでしょうか？
 
わかりました。
教材と辞書を持っていきます!!
よろしくお願いします。

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Hirosuke

２週間もスタートが遅くなるのは非常にキツイ。
「やっておくこと」と言っても、初回の授業をやらない限り指示できません。
 
「今日から」なんて、どうですか？
と言っても、僕も６時までは仕事。
７時半以降ならＯＫです。
 
大晦日？
そんなの関係ねぇ！
 
「今日からやる」のならば連絡ください。

ＴＥＬ ****-**-****
住所 ●●町●●****-**

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Ｂ君

今日ヨロシクお願いします!!
８時頃に伺います。

教材が学校にあるので手持ちのものだけ持っていきます。

忙しい所すみません。

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大晦日だというのに、Ｂ君の並々ならぬヤル気と決意を感じますね。
いよいよ、直レッスンに突入ですが、初回レッスン後のフォローメールを先に紹介しておきます。
ここに、今まで秘密にしていたＨｉｒｏｓｕｋｅ式レッスンのキーワードが隠されています。

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Hirosuke

 

初回レッスンはどうでしたか？
本当にキソのキソだけだったので、物足りなかったですか？
出来るだけ早く第２回をやりたいと考えています。

今日、本屋に行って教材を物色してきました。
現状レベルや目標レベル等の諸事情を考え、Ｂ君向きの教材を買ってきました。

当初の計画では、「中学文法→構文→長文」と考えていましたが、「一応、高1生を教えている」との事なので、２月に予定していた教材にしました。

Step by Step速読英語長文トレーニング Level (1)

• 作者: 安河内 哲也
• 出版社/メーカー: 旺文社
• 発売日: 2007/06
• メディア: 単行本

この教材の詳しい紹介はコチラ。
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2008-07-20


構文については、この教材の中に登場してきたものを軸にして、その場その場で教えることにします。

２回目まで間が空くので、宿題を確認しておきましょう。

宿題①

前回の授業メモをノートにまとめる。

宿題②

「ネイティブスピーカーの英文法」を読破する。

 

ネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につく

• 作者: 大西 泰斗
• 出版社/メーカー: 研究社出版
• 発売日: 1995/02
• メディア: 単行本

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Ｂ君

 

宿題はバッチリ終わりました。
今、２周目です。

あの本にはなるほどとさせられました。

授業のＢａｓｅになってますよね？

次の授業楽しみにしてます。

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Hirosuke

 

今回の宿題は楽勝だったようですね。

２周目なら、

～は→～する→～を || どこ｜いつ｜その他．

で、音読しておくことも宿題に加えておきます。

 

疑問点があったら付箋でも付けて、
質問できるようにしておいてください。

 

>授業のＢａｓｅになってますよね？

 

そうね。影響はされてる。

でもパクリじゃないよ。

 

～は→～する→～を || どこ｜いつ｜その他．

なんて、どこにも書いてないでしょ？

初回レッスンで話したことは、先へ行けば行くほど生きて来ますよ。

 

>次の授業楽しみにしてます。

 

ありがとう。

次回も前半は理論編パート2。

後半で新テキストに突入。

で、次回以降の宿題はトレーニング中心。

覚悟しといてください。

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続きはこちら。
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2008-10-25

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コメント 1

自分はこのB君です笑
お久しぶりです。
久しぶりにhirosuke先生のブログを拝見したら更新していたので近況報告がてらにコメントします。
まずは、先生にありがとうございましたを言いたいですね!!
今年の夏休みに有意義計画を立ててカナダに行ってきました。初めての海外旅行が１ヶ月なんてなんて贅沢なんでしょうか。その前に、去年の今頃の自分には想像もつかなかったでしょう。笑
あんなに英語が嫌いだったのに…
それもこれも、あのレッスンをやったからだと思います。
冬休みには韓国人が泊まりにくることになってて、グローバル化も一気に進みましたね笑
もっと早くに音読法を知ってればって最近常に思ってます。
５年もあればカナリ英語が使えたと思うんですよね…泣
でも、そんなこと気にしてたら前に進めないんで、今は目の前にある院試の為のTOEICに向けて頑張ります。
近況はこんな感じです!!
by naoki (2008-10-19 04:03)